Artnet:The Inteligence Report 2024が取り上げた日本・アジア
- 貝谷 若菜
- 2024年4月1日
- 読了時間: 2分
2月末に今年もArtnet からThe Inteligence Report が発表された。
Artnet newsとモルガン・スタンレーによる46ページ以降の特集「Understanding Regional Differences in the Globalized Art Market(グローバル化するアート市場の地域差を理解する)」からグローバル・アート市場の発展と日本・アジアの地域の情報を中心に要約をまとめた。
The Intelligence Report Articles | Artnet Newsnews.artnet.com
この特集は2部構成となっており、第1部では異なる地域のアーティストがオークションでどのような実績を残してきたか、また、そのマーケットがどのように変化してきたかを探るために北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、アフリカ、ラテンアメリカ、カリブ海地域、中東のアーティストの過去10年間のオークション売上とロット数を調査している。
グローバル・アート市場の発展
2000年代初頭、オークションハウスやアートディーラーは、ヨーロッパや北米以外の顧客の開拓に努め、専門的なセールやイベントを通じて、いわゆるBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)をターゲットにした。
ファインアートの販売データを地域別、ジャンル別に分類してみると、いくつかのテーマが浮かび上がってくる。北米生まれとヨーロッパ生まれのアーティストの作品市場は、最も大きく安定している。アフリカ生まれのアーティストの作品市場は、過去10年以上にわたって、少しずつではあるが大きく成長している。一方、アジア太平洋生まれのアーティストの作品市場は、同じ期間に著しく減少している。
アジア太平洋地域 アジア太平洋地域出身のアーティストの作品総売上は、2017年にわずかに増加し、2021年に大幅に増加したことを除けば、過去10年間右肩下がりであった(同年の世界美術市場の上昇と一致)。その年の世界美術市場の上昇と一致する)。全体として、2013年から2023年の間に、アジア太平洋出身アーティストの総売上高は15億ドル減少し、出品点数は約23%減少した。

第2部では各地域における2024年以降の主要な動きを探る。重要な美術館の開館や拡張、ビエンナーレや大規模な展覧会、重要なアート市場の動向を取り上げ、地域別にグローバルな展望を提示している。
アジアの主要な動きとして日本から取り上げられたのは、2024年4月東京にオープン予定のペース・ギャラリー、横浜トリエンナーレ、チームラボであった。







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