Arts & economic prosperity 芸術と経済的繁栄
- 海沼 知里
- 2024年3月12日
- 読了時間: 2分
Arts & economic prosperity 芸術と経済的繁栄
発行元:Americans for the Arts
⚫︎要旨
アメリカの芸術調査・研究団体であるAmericans for the Artsが出した、アメリカ国内における非営利の芸術文化産業がもたらした経済及び社会的影響について調査したレポート。
芸術産業を支援することは、単にアートそのものを支援することのみならず、経済を活性化させたり、地域の雇用の支援にも繋がることを調査結果の数字を交えてまとめている。
2022年には、芸術文化団体は推定733億ドルを支出し、160万人の雇用を生み出し、183億ドルの行政への利益を生み出した。また、芸術活動により生み出された経済効果を測定し、経済の直接効果、間接効果、誘発効果を測定している。さらに、芸術に関する世論調査を行い、「2023年のアメリカ人の芸術に関する意見」としてまとめており、芸術関係のみならず一般市民を含めたアメリカの成人3062人を対象に、社会的影響力を調査した。
そのうち、63%が「芸術文化がビジネスや経済、雇用において重要である」と答えていることが分かった。
このように、様々な調査を踏まえ、芸術活動が多くの直接・間接的雇用を創出したり、政府や企業収入を生み出したりするなど、経済活性化において重要であることのみならず、市民にとっても地域社会のコミュニティにおいて芸術は重要であり、異文化理解にも役立っていることを明らかにするなど、芸術の社会的効果と重要性をデータを交えて分析している。




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